「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2007
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HOME > 山行記録 >無雪期>牛ノ背(1757) 天狗塚(1812)三嶺(1893)次郎笈(1929)剣山(1955)> 平成19年5月3日
無雪期
- ここで紹介している山々は、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、
この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。- 高知県香美市 徳島県三好市
- 山行記録の編集方針について
- この山域への 交通機関 アクセス
- この山域の地形、地質と気象
- 剣山山頂の気象(平年値、極値)
- 二万五千分の一地図 「久保沼井」「京上」「剣山」「北川」
- 牛の背天狗塚三嶺付近北側道路 概念図
- [ 祖谷公衆トイレマップ2006年版 ]
●二万五千分の一地図「剣山」 「京上」 「久保沼井」 「北川」
平成19年5月3日 晴
牛ノ背(1757)天狗塚(1812)西熊山(1815)三嶺(1893)高ノ瀬(1741)丸石(1643)次郎笈(1930)剣山(1955)
【コースタイム】
久保駐車地点 4:50 --砂防堰堤付近 5:44 -- 牛の背三角点 (7:33-7:38) --- 天狗塚山頂 (8:06-8:23) -- 天狗峠 8:37 --綱附森分岐 8:41--- お亀岩 8:56 -- 西熊山 ( 9:17-9:20 ) -- 三嶺(10:16 -10:31 ) --- カヤハゲ 11:02 -- 白髪山分岐 11:34 -水場往復 (11:40-12:06)---白髪避難小屋 12:07-- 1700m三等三角点 12:28 --1732m標高点 (12:48-13:00) --石立山分岐 13:23 --高の瀬 三角点 (13:39 - 13:41 ) --荒廃小屋 13:56---丸石避難小屋 14:09 -- 丸石 (14:32-14:50) --スーパー林道分岐 15:03 -- 次郎笈 (15:52-16:04) -- 剣山 ( 16:45-17:01 ) --剣神社 17:47 --- 見ノ越 17:50 自転車デポ地点 17:51
下りは デポしてあった自転車で国道439号を 快走 21km (途中転倒一回)
見ノ越 自転車出発 18:08 ===久保駐車地点 19:24
【歩行距離 標高差】
累計沿面歩行距離 30.659km 累積標高差 +3379m
GPSmap60csx で計測
地図上の標高データ使用
【同行者】 なし
天狗塚 「6.3度 北3m 晴 剣山 次郎笈まで見える。すこし靄がかかっている」
三嶺 「8.3度 晴 2m 剣山 次郎笈 天狗塚まで見える」
丸石 「12.5度 3m 」
次郎笈 「9.7度 西3m 晴 」
剣山 「8.6度 3m西 三嶺 天狗塚が見える」
長いコースなので水を多く持つと 重たいので、水の消費が多い場合 どこかで補給していく必要がある。
この縦走コース上での 給水ポイントは お亀岩 三嶺山頂 フスベヨリ谷 白髪避難小屋 次郎笈捲き道 などである。
水の消費量は その日の 天候 気温 風の強弱 などによって変わってくるが 以前 縦走コースを縦走していて 給水ポイントの選択に失敗して 脱水状態から丸石から奥祖谷かずら橋へ下山した事が何度かあった。
涼しい朝の間に かなりの部分 抜けてしまうといいが この日は 昼近くになって 白髪給水ポイントに近くなって 水の残量と 日差しのきつくなってきた天候 気温上昇 風など 考慮して しばし考えて 安全策をとった。
念のため 白髪避難小屋手前の 水場へ往復し 水をしっかり補給した。
重たくなったが このところの縦走は 安全策ばかりとっている。
水場まで 上下すると26分かかったが もし脱水でペースが落ちたら それぐらいでは すまない。
この日 おこった事
カヤハゲから下っていると白髪山の西肩から ジェット機が2機 密接編隊で突然 低空であらわれて 西熊川 上流で 急旋回し、谷間を下りていく形で 綱附森 天狗峠の稜線ギリギリの上方へ 飛び去っていった。 後には大きな轟音が谷間に響き渡った。 いつも見かける高知空港へ向かう エアラインは高空を静かに飛んでいてそんなに気にならないが。谷間を低空で飛ぶジェット機は以前 早明浦ダム方面で何度か見かけたが この山域で上空2-300mの低空で 間近で見かけたのは はじめてで とてもビックリした。
多い といっても この日 5-6組だが縦走路ですれ違ったり追い越したりした。 連休など だんだん増えてきているようだ。
お亀岩避難小屋の落書き帳に英文でしっかり書かれていた文章を見かけたが、ロンリープラネットのガイド本に紹介されているためだろうか
見ノ越から 快調に自転車で下っていて 見ノ越から4.7km先で 不注意から自転車が転倒。落車。
るんるん 気分で 次郎笈丸石付近の稜線景色に見とれ 注意力が散漫になっていたようだ。
昔 高松から猪ノ鼻、池田、出合、京上、見ノ越、木屋平、穴吹、高松までのコースを自転車で1日周回をした事もあり、そこそこのダウンヒルはできると 思っていたが やはり路面状況などにあわせたスピードコントロールが大切だった。
そして 一番大きな反省点は 自転車といえどもヘルメットがいると大いに反省。
やはり 乗り物は怖い。 (詳細は下に)
池は干上がっていた。
天狗塚(1812)
連休とあって 大きな荷の縦走の方々とすれ違う。
西熊山山頂
新しい標識。1816mと表示されている。
三嶺山頂。新しい標識。
これは 以前の標識。
丸石山頂から次郎笈
剣山頂から
三嶺 天狗塚を見る。
剣山山頂から 頂上ヒュッテ方面
この時間になると 静かな山頂が楽しめる。
見ノ越への下山道も リフト営業運転終了後の時間はとても静かだ。
剣神社 つるぎさん山開き5月1日
【歩行距離 標高差】
累計沿面歩行距離 30.659km 累積標高差 +3379m
GPSmap60csx で計測
地図上の標高データ使用
カシミール 利用。
トラックログ取得は(Garmin GPSmap 60CSx)使用
【Google Earth】kml
【Google Maps】
Google Earth, Google Maps ,World Wind
カシバードで見る。
平成19年5月3日9時
地上天気図平成19年5月3日9時
高層天気図 700hPa 850hPa
気象庁 提供
剣山山頂の気象(平年値、極値)
平成19年5月3日 自転車で「遭難」
平成19年4月28日の津志嶽 黒笠山 丸笹山 八面山の長い周回から 中4日、
5月3日 牛ノ背 天狗塚 三嶺 剣山の縦走。
28日の40km越える長距離に比べると、5月3日は30km余りだが 登山道の整備状
況も良いし 天気も良いし 剣山三嶺間も もう 何十回と通い慣れた 比較
的楽なコースだと思い 軽く流すようなペースでもって いとも簡単 楽勝
モードで剣山、見ノ越へ到着。
この後の自転車でまさか「遭難」になるとは全く予知できなかった。
いつものように見ノ越から 快調に自転車で下っていて 見ノ越から4.7km先
で 不注意から自転車が転倒。落車。
突然 コントロールを失って転倒。
顔面制動で、顔面、とっさに手をついた その手の指からも出血。
眼鏡は吹っ飛びレンズ破損、ヘッドランプも壊れて割れてくれて、この分 頭
部への衝撃を吸収してくれたのかも。
通りかかった車の方が 下りてきて「救急車 呼びますか」と 助けの声をか
けてくれ 親切にしてくれたが、起き上がると 体は動く。
「大丈夫」と丁重に救急車を お断りして、ともかく 自力下山をしようと、
顔面 指など 多少の応急止血。
しばらく休んで 壊れた自転車を応急修理して 再出発。
その後 だまし だまし、 ゆっくり ゆっくり、 おそる おそるで走り
残りの久保迄の16kmは とても長く感じた。
久保の駐車地点に着いて 予備の眼鏡に替え テーピングで傷口を止血。
帰りの自動車の運転も慎重。慎重。慎重。
直接原因は コントロールを越えたオーバースピードのもとで 折りたたみの
クイックレリースがはずれた事だが、スピードを抑えていれば 変な振動もな
く 外れることもなく たいしたことなかったのに、見ノ越 久保までの21km
を そこそこの時間で下ろうと焦っていたのだろう。
このコース 軽い楽勝という るんるん 気分で見ノ越にきて 既に気持ち
が緩みきっていながら そのくせ次郎笈丸石付近の稜線景色に見とれ 注意力
が散漫になっていたのが 背景的な遠因に間違いない。
昔 高松から猪ノ鼻、池田、出合、京上、見ノ越、木屋平、穴吹、高松までの
コースを自転車で1日周回をした事もあり、そこそこのダウンヒルはできると
思っていたが やはり路面状況などにあわせたスピードコントロールが大切
だった。
それにしても やはり 乗り物は怖い。
一番大きな反省点は 自転車には ヘルメットがいると大いに反省。
頭部を打っているので後日 念のため病院でCTをとったらセーフ。 助かっ
た。
ただし つけ指かと思っていたら 左手の指が見事に骨折。これが一番痛い。
顔面は絆創膏で 痛々しいが 幸い 縫うほどのケガでなく 薄く広くの表面
だけのケガで済んだ。
40km縦走をして中4日 慢心から 30km縦走を 軽くなめてしまい、きつい
しっぺ返しを受けたようなものだった。
山中では軽い楽勝の 「るんるん 気分」などでは 一寸した 気のゆるみで
何が起こるか分からないことを身をもって体験し 何事も なめたらだめだと、
つねに 謙虚な気持ちで 山に接することの大切さ を教えてくれ 本当に良
い教訓となった。
「あせらず あわてず あなどらず」今後も このペースでいかなくては。
平成19年5月3日 自転車で「遭難」
拡大図
国土地理院2万5千分の一利用
剣山観光を進める会
http://www.turugisan.com/index.html
http://www.turugisan.com/images/map_big.jpg
見ノ越連絡バス 四国交通
美馬市 バス
平成19年5月3日 第一版
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
http://www.lnt.org/
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