「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2009
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- ここで紹介している山々は、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、
この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。- 徳島県 三好市 、美馬郡つるぎ町 、三好郡東みよし町
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天狗峠 東面 2008年3月15日撮影
雪に覆われた山では 色々な危険も 雪に隠れている。
雪崩。
樹林帯 かなり下まで流れている。
笹の色も変わってしまっている。
雪崩。
2008年3月15日撮影の天狗峠付近で 雪崩れた直後の痕を見かけた。
ここの あたりの 春先などはいつも 雪崩の多くなるところだ。
平成20年3月8日
三嶺 「-0.3度 1.3m 西風弱い。快晴。剣山 次郎笈 天狗塚 矢筈山系など
すべて見える。南面で雪崩 目撃。」
三嶺山頂は風弱く、快晴。長居をしていると、突然、山頂南面で雪が崩れた。
スローモーションのようだったが、雪崩中にはカメラのシャッターは間に合わず、直後の写真がとれただけだった。
三嶺 天狗塚 付近 雪崩
また 天狗峠 西山 林道下山分岐標識のすぐ横に テントを張った痕が2008
年2月23日にあった。
これが 3月2日には テントサイトは まだそのまま、
3月8日には ようやく すこし雪に埋まっていたがが、まだ形はしっかり痕に
なっていていた。
しかし、3月15日には 地面が出て来て テントサイトの形が崩れていた。
この分岐標識ができる前は 冬場の 低視界のいわゆるホワイトアウトの時な
ど この天狗峠で よく迷ったものだった。
南側 東側 ともに雪崩があるところがあり 下手にそちらに迷い込んだら大
変だ。
今 峠には 大きな標識があり 降りる 方向はわかるが それでもここか
ら お亀岩 方面、 天狗塚方面、 西山方面、降りはじめが 尾根筋が読み
にくく 難しいナビゲーションが必要になるところだ。
ここでテントを張った痕があるのは 多分 こうした低視界の為だったのでは
と想像する。
低視程で彷徨すれば 誤って 雪崩危険地帯に入ってしまう可能性がある。天候が悪いとやはり雪山は怖い。
三嶺 天狗塚 付近 雪崩(2006
02 22)
温暖な四国でも
低視程の牛の背
雪崩 2008
『雪山100のリスク』
「つまり、雪崩地形に行っても何も起こらない。もう一度行っても何も起こらない。さらにくり返し行っても、まだ何も起こらない。そう、味をしめるのだ!
だが そこには決定的な事実がある。積雪は95%の確率で安定しているのだ。つまり 、雪崩についてまったく無知でも、20回に19回は何も起こらない。これは かなりの勝算だろう。だが 逆を言えば、20回に1回は、とてつもない恐怖、打撲、ケガ、あるいは死を味わうことになる。」
「雪崩リスクマネジメント」Bruce Tremper著 日本雪崩ネットワーク訳
2004年12月1日 初版 株式会社山と溪谷社
"STAYING ALIVE IN AVALANCHE TERRAIN" by Bruce Trenper
The Mountaineers Books ,Seattle ,WA..USA in 2001
平成20年4月6日 第一版
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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