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平成29年2月12日 三嶺(1893)

★平成29年2月12日概念図 記録 写真




三嶺(1893) > 平成29年2月12日

【天候】

 雪 

【記録】

いやしの温泉郷 発 3:13-- 林用作業小屋跡 5:11 --1791m標高点 8:10 --菅生下山口標識 8:46----三嶺 (9:18-10:07)---- 三嶺ヒュッテ (10:33-11:04)--菅生下山口標識 11:09---1791m標高点 11:32 --- 林用作業小屋跡 12:30 --- いやしの温泉郷 13:32

【山頂】

■三嶺「マイナス9.3度 北 3.1m 雪 視界なし」(累計登頂回数 529回)

三嶺到達時点で 時間的には 縦走可能だが
縦走するには チョット厳しい天候。

寒波襲来 新雪で いまだに ずっと降雪中だけに 雪の安定度がなく 崩れやすい雪質。

風雪模様 視界なく 稜線の天地がわかりにくい。

山頂で風雪を満喫し 縦走は断念。素直に菅生へ下山。

【積雪状況を判断】

大雪が降ると 雪の山稜は 無雪期の地形とは 全く違った 様相を見せる。

この山域には 三嶺529回など 足繁く 通い そこそこの 雪の降り様など かなり経験してきたつもり。

だが 山の奥深さは 知れば知るほど とても奥深く 経験など 微々たるものだ。

雪の山では  毎回 積雪 雪質 積雪量 堆雪 層の状況 などが 違っていて、過去 経験したことのない 新しい 場面にであう。

ことに 激しい 降雪中の 山行では雪面に 新しく フワット乗った 新雪は 風で どんどん 形が変化し 雪庇 雪壁が 増殖中だったりして 思いもよらぬ危険に出会うこともある。

なので 過去の限られた経験からの 思いこみ とか 先入観は 誤った判断を導く。

過去の わずかな経験を鵜呑みにした 思い込み判断は たいへん危険。

思い込みや先入観を捨てるには 毎回 謙虚さが まず一番 大切。

朝昼晩どころか 日中でも 状況は 刻々と 変化する。

その都度 謙虚な 新たな気持ちで 積雪状況を  真剣に 見極めて 冷静に判断して いかなくてはいけない。

三嶺 山頂への 道のりで この降雪中の 積雪コンディションは とても 微妙なバランスに のったものだと 実感。

時間的には可能なので 天狗塚まで縦走したいという気持ちも あったが 風雪の三嶺山頂で滞在する間 冷静に 状況を見極めてみた。

やはり 縦走には チョット 厳しい 積雪状況と 判断。

ここは ぐっと こらえて 素直に 菅生 いやしの温泉郷へ 引き返す 無難な選択をした。




低視程の風雪のもとでは 

B地点 か A地点 かの 違いどころか
そもそも D地点 と 空 との 境がはっきりしない。


毎回 三嶺山頂への登路は変化する (過去の三嶺写真)



視界良好な時はいいが 低視程の時でも その都度 状況をじっくりよく観察し しっかり ルートを見極めて いく必要がある

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【安全登山】

この山行では 安全登山のために 以下を実行しています。

■「コンパス」にて 登山計画届・下山届 を提出しています。
山と自然ネットワーク「コンパス」
http://www.mt-compass.com/

■山中では 常時 「ヒトココ」 を携帯しています。

電子登山計画届「コンパス」と連動して 「ヒトココ ID」 を届け出ています。
http://www.authjapan.com/
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1117


■ヤマレコ ヤマメモ 登山中の「登山メモ」を一般公開しています 
「shumiyama」
http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/
http://www.yamareco.com/modules/yamamemo/userinfo.php?uid=42886

■APRS
アマ無線 「APRS」にて 登山中の現在位置をリアルタイムに一般公開しています。

「 JJ5MDM-7 」アマ無線ハンディー機 144/430MHz帯 (含 予備電池)2台 を携行。
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600

「 JJ5MDM-5 」スマホアプリ「APRSdroid」使用。 
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600


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【APRS】

2017年2月12日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。

ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。

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「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7 今回も 2台とも順調に 作動してくれました。

デジピータ、アイゲート各局運営の皆様に 深く 感謝です。


「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600

赤色のところで ドコモ携帯の電波が通じています。

今回は 順調だった

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【動画】

https://youtu.be/OWssrp6BbmM


【写真】

flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72157676766455993

ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1063398.html

YAMAP
https://yamap.co.jp/activity/692247


京上トンネル マイナス2度


いやしの温泉郷 出発


モノレール 中間駅


林用作業小屋 跡


岩の上に 樹木 雪に覆われてしまった


少し平らになったあたり 雪が深い


1791m 標識も埋もれてきている


シカネットフェンス 埋まってきた


菅生下山道 分岐標識 ここも 埋まってきた


三嶺ヒュッテ を 見る


登り


慎重に ルートを選ぶ


三嶺山頂


三嶺山頂


三嶺山頂


視界なしだが すこし ガスが薄くなった 


下り


下り


ふりかえる


三嶺ヒュッテ


三嶺ヒュッテ


出入り口 ドアノブが壊れている


内部


紐をひっかけて 開かないように


出入り口


下り


下り


ふりかえる


標識


モノレール中間駅


民家


いやしの温泉郷


菅生蔭


三嶺生コン 生コン車の上に雪がいっぱい


菅生小跡


道の駅にしいや
帰途 祖谷トンネル付近 あらたな新雪で 雪装備のないスタック車が 立ち往生多数で JAFがレスキュー中だった


【気象】


平成29年2月12日 午前9時 地上天気図


平成29年2月12日 午前9時 500,300hPa高層天気図


平成29年2月12日 午前9時 850,700hPa高層天気図


平成29年2月12日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画



短期予報解説資料


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  • この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
    気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。 自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
    平成29年2月12日 第一版


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