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平成28年2月27日 矢筈山(1848) 石堂山(1636) 白滝山(1526)
【天候】曇り
【記録】
木地屋 駐車地点 6:51---矢筈山(11:05--11:42)---石堂山(12:54-13:28)---白滝山 (14:08-14:28)---石堂神社 15:10--林道大惣線登山口 15:34---木地屋 駐車地点 15:42
【山頂】
矢筈山 山頂 「マイナス3.8度 南西9-4m 曇り ガス 石堂山 サガリハゲ 見える 祖谷 谷をへだてて三嶺方面見えない」(累計登頂回数 146回)
石堂山 山頂 「+0.3度 西 4m 曇り 矢筈山 見える 祖谷 谷をへだてて 天狗塚 かすかに見える 」(累計登頂回数 98回)
白滝山 山頂 「+1.8度 西 3m 曇り 2月11日から 雪増えて 三角点埋没 」(累計登頂回数 61回)
累計山行日数 1698日 (うち 四国 1309日)
【APRS】
2016年2月27日 APRS(Automatic Packet Reporting System)
「 JJ5MDM-7 」 緑色 アマチュア無線の電波
「 JJ5MDM-5 」 青色 ネット接続環境APRSdroid使用
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家に お世話になり 感謝です。
趣深山 コールサイン 「 JJ5MDM 」
使用機器 YAESU FT2D
位置情報は 以下URLで 閲覧できます。
「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波 による
「 JJ5MDM-5 」 携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用
http://ja.aprs.fi/
「 JJ5MDM-7 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600
「 JJ5MDM-5 」
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=3600&tail=3600
今回 スマホアプリ「APRSdroid」を初めて 山岳地帯で運用してみました。
確かに こんなところでもというような 深い谷のなかでも 携帯電波が届くところでは しっかりと 発信してくれました。
ただ まだ 操作に不慣れで 設定ミスがあったり
APRSdroidで連続送信していたつもりが なっていなかったり
スマホのGPSが停止中だったり
携帯電波がすぐに 圏外になって 未接続のまま停止していたり
肝心な矢筈山山頂付近が欠落していたりする軌跡が
グーグルマップには でています。
いまだ「 JJ5MDM-5 」は練習中といったところです。
もうすこし 習熟して 使いこなせるようしていきたいものです。
【動画】
https://youtu.be/yltLbk_qYF0
【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72157664994129201
ヤマレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-818691.html
つるぎ町 古見
木地屋赤松線から 林道大惣線へ
ヘアピンカーブ
鉄橋で片川を渡る
林道には 積雪
林道
林道終点
大雪の時は 足元が危ないところ 場合によっては高捲きも
だが 今冬は 2月とも思えないぐらい 雪が少ない
2連橋 これは 渡らない
流された 橋
登るにつれ 雪が増えてくる
小さな尾根にとりつく
登り
ふりかえる
雪が増えてきた
岩の間を抜ける
ふりかえる
急な登りになっていく
ふりかえる
尾根にのる
矢筈山が見えてきた
西側は険しいが自由自在に歩き回っている
野生動物の足跡がたくさんある
そろそろ 縦走路に合流する
ふりかえる
縦走路 合流手前
縦走路に入った 2月11日時点より 雪は増えている
矢筈山を見る
雪庇の張り出し に注意しながら慎重に
矢筈山 近づく
矢筈山山頂北側 雪庇の発達するところ
今冬は 雪が少なく 特に問題なし
石堂山方面を見る
登り
矢筈山頂 手前
矢筈山 山頂
サガリハゲ方面
山頂標識
矢筈山 第二峰 落合峠方面
落合峠 烏帽子山方面
矢筈山山頂西側から見る
黒笠山方面
祖谷谷 を隔てた 三嶺方面はガスで見えず
山頂を後に
下り
ふりかえる
下り
ふりかえる
定点観測地点
ふりかえる
矢筈山 ふりかえる
縦走路 石堂山方面
石堂山方面
縦走路
石堂山方面
1710m標高点 付近
1710mから矢筈山を見る
落合峠方面
ふりかえる
石堂山方面を見る
縦走路
ふりかえる
縦走路
縦走路
縦走路
縦走路
水場標識
石堂山 山頂
石堂山 山頂
矢筈山方面を見る かすかに天狗塚も見える
5号標識から 矢筈山を見る
5号標識から 御塔石方面を見る
ふりかえる
御塔石標識 いつもの年は ほぼ埋まるくらいの積雪量なのだが 今冬は雪が少ない
御塔石
石堂山方面を振り返る
矢筈山を振り返り見る
縦走路
石堂山から ツボ足のトレースがあったが 歩きにくいので 新たなトレースであるく。
この二つのトレースを見れば 「ツボ足でのラッセルは いかに消耗が激しい」のか がよくわかる。
寡雪の冬でも この差がでる。
ましてや 普段の積雪量の年では ツボ足ラッセルは雪山試練の鍛錬ならともかくも 時間がかかりすぎる。
ただし スノーシュー ワカンなど 雪中歩行の補助具を うまく使いこなすのは 雪山登山では とても有効なのだが
雪山の 基本となる 雪崩 雪庇 などの危険を避け ルートファインディング 地形判断力 読図力 天候判断 風雪に耐える精神力や体力 など登山能力全般も 同時に身につけておかないと
容易に奥深く 雪山に入り込んで 前後左右 行き詰まり 途方に 暮れる 可能性も出てくる。
ふりかえる
矢筈山を振り返り見る
矢筈山を振り返り見る
木地屋 分岐標識
白滝山 山頂
白滝山 山頂
白滝山
下山
下山 ふりかえる
三角点
石堂神社
石堂神社
矢筈山を見る
大惣林道 登山口 矢筈山を見る
ヘアピンカーブ
朝渡った 橋
【気象】
平成28年2月27日 午前9時 地上天気図
平成28年2月27日 午前9時 500,300hPa高層天気図
平成28年2月27日 午前9時 850,700hPa高層天気図
平成28年2月27日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画
短期予報解説資料
以下の 記述は 平年並の積雪がある場合の注意事項である。
【雪深い 矢筈山】
■剣山系の山域でも とりわけ 雪深い 矢筈山。
地味だが雪が多いと かなり手強い山だ。
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【アプローチ】
■つるぎ町からの アプローチの徳島県道 木地屋赤松線 の先、 林道大惣線は、過去の 大雪の時などは、大抵の場合 林道斜面からの雪崩も発生したりしている。
最終民家を こえて 車で 奥まで入っていたりすると 日中の雪崩で うかうかすると 退路が遮断されたりする危険もある。また ここは 落石も多い。
大雪の時でも 一番安全策は、除雪サービスされている範囲内 木地屋の最終民家付近で 駐車すれば なんとかなる。
原則「どんな場合でも 最終民家手前の駐車であれば まず絶対間違いない」
注(最終民家でも 廃屋でなく 『人が実際住んでいる最終民家』)
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■工事などでの 除雪は 都合により 取りやめになることもあり 要注意。
最終民家手前での駐車という 「安全策」は、今回は とりこし苦労だったかも しれないが 片川沿いの林道は 基本的に 除雪サービスのない林道。
車がスタックし Uターンもできない状態になれば あれこれ脱出に苦労し、駐車場所も 掘り起こさなくてはならないので、30分ぐらいは すぐ経過しまう。
手前に駐車して30分歩いたほうが 時間的にも 精神的にも はるかに 余裕ができる。
ここでは 過去の大雪時 何度も 痛い目に遭った経験で 「羹に懲りて膾を吹く」ぐらい より慎重になる。
なお冬期間工事中では 工事関係車両が 駐車スペース 作業ヤードなどを占めているため工事関係車両の邪魔にならないよう はるか手前に駐車しなければならない。
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【大雪の時の難所】
■片川沿いの山道
急峻な溪谷の中腹を まいて通過する 山道は 大雪のつき方次第で 一気に難所に。
さらに 大きな 高捲きしたことも過去 何度も。
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■橋 片川沿いの橋
橋の上に 大量の雪がつもり キノコ状態になり どこが 橋本体か まったくわからなくなる。
わたりながら キノコ雪を 叩き落とすとなると 一気にブロック崩壊しそうで 大変危険。
こうした時は 橋は諦めたほうがいい。
うまくいけば スノーブリッジで渡れるか そもそも冬は水量が少ないので 徒渉のほうが 安全確実。
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■大雪時は 「2連橋片川 左岸」より 「片川 右岸」のルートをリコメンド
片川にかかる2連橋を通って 片川 左岸を まいていく 道は 南面で 雪崩が発生する 危険箇所があり 過去何度も デブリを目撃している。
大雪時、場合によっては 更に高捲きするか・左岸沿いをやめて 「片川 右岸沿いのルート」を選択したほうがいい。
このところ 大体において 「片川 右岸沿いのルート」を選択。
この場合 確実に ルートファインディングできることがポイントとなる。
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■矢筈山(1848) 山頂北側稜線
過去 何度も 苦労している箇所で 雪庇 張出しが大きい。
踏み込まなくても 微妙なバランスで成り立っている 大きな張出しは、近づくだけで一気に ブロック崩壊する場合がある。過去 危険を感じて 風上側の灌木帯に 入ることも 何度もあった。
雪のつき次第で 特に要注意。
踏抜き ブロック崩壊 に細心の注意をはらいつつ 慎重に通過 する必要あり。
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■白滝山 木地屋下山分岐標識から から 石堂神社 への 下降
夏道は 分岐から100m すぐ尾根南側を捲いていく ここが 最初の 関門。
寡雪のときは 夏道は問題なく通過できるが
大雪の時は南斜面で 大規模雪崩が発生する。
大雪のときは 稜線どうしで 冬道で 下るのが 大正解。
大雪の時 稜線を 下りながら 夏道を見ると、
案の定 斜面全体 雪が いっぱい雪崩れた痕跡が残っている事が多い。
●二万五千分の一地図 「阿波中津」「古見」
トラックログ取得はGarmin GPSmap 60CSx使用
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
平成28年2月27日 第一版
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