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HOME > 山行記録 >三嶺(1893)> 平成24年2月18日
- ここで紹介している山々は、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、
この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。- 高知県香美市 徳島県三好市
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平成24年2月18日 雪
三嶺(1893)
【記録】
いやしの温泉郷 駐車地点発 5:27 -- 林業作業小屋跡 7:18 --1791m標高点 (9:32-9:42) --菅生下山口標識 10:22 --三嶺ヒュッテ (10:25-10:34)--- 三嶺 (11:05-11:53)---三嶺ヒュッテ (12:18-12:45)-- 1791m標高点 13:14--林業作業小屋跡 14:01--いやしの温泉郷 駐車地点着 14:53
【山頂】
三嶺 「-11.2度 北 2m 雪 どんどん降る 視界なし」
今回で累計登頂回数 328回
【三嶺山頂で積雪状況を判断】
祖谷に入ると 本格的 降雪 。気温が低く 夏ワイパーでは 効かない。すぐに 雪用ワイパーに切り替える。
いやしの温泉からの 登山道は標高の低いところは 一度溶けたところに 新たな積雪がつもっていて ラッセルはあるものの 特に問題ない。
だが 標高の高いほうは 締まった堅い雪の上に新雪がのっていて 不安定な状態だ。
雪が不安定でも 傾斜が緩ければ 問題は少ないが 傾斜がきつい所では 新雪の層から 亀裂が発生し 高い危険が潜在するサインを読みとることができた。
ことに雪庇は 十分避けているつもりでも 近くを 踏み込むより前に 近づくだけで どこかで 互いに つっぱっていた 微妙なバランスが崩れるのだろう サッと音もなく 大きな塊が 崩れていく。
三嶺山頂 最後の登りで 張り出している 雪庇は 大きく不安定でどこが破断面になるか チョット想像つかないほど 危険な感じだった。
慎重に登る。
三嶺山頂で しばし 休憩。冷静に熟慮。
今日の縦走路は 雪質 降雪 不安定な積雪状況 低視程など 悪条件が いくつも重なっている。なかでも一番難儀なのは 積雪の不安定さだ。 低視程で天地境界が見極めつきにくいところに 不用意な踏み込みは 微妙なバランスを崩し 突然 バサッと切れそうな感じだ。
今日の張出しの大きさからすると 想像している破断面より 内側で崩れそうな感じだ。
予定は西熊 天狗塚への 縦走だが 縦走路には 特に要注意の通過箇所が幾つかある。
与えられた積雪条件 今日の天候状況を考えると どうやら今日の縦走は 自重したほうがよさそうだ。
素直に いやしの温泉に下ることにする。
YouTube動画
ピカサ写真
平成24年2月18日 三嶺(1893) |
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