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無雪期

オコヤトコ 牛の背(1757) 天狗塚 (1812) 綱附森(1643) 矢筈峠


徳島県三好郡東祖谷山村 高知県香美郡物部村
ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での行動が求められます。
●この山域への 交通機関 アクセス
●この山域の地形、地質と気象
剣山山頂の気象(平年値極値)

★概念図



平成16年10月17日 晴れ 

祖谷山林道 3.5キロポストP地点 7:25 --- オコヤトコ 7:37 --- 尾根へ上がる 7:58 --1486P 9:05 --縦走路 9:44 --牛の背三角点 10:04 --- 天狗塚 (10:45-11:03) -- 天狗峠 11:19 --堂床分岐 12:16 -- 綱附森 (13:24 -13:45)--綱附森登山口 15:18-- 矢筈峠 15:27 -- 祖谷山林道 3.5キロポストP地点 16:47

累計歩行距離 21.590km 累計標高差 1758m

祖谷山林道へ入り 3.5kmキロポストで駐車、出発して、谷道川を鉄橋で渡り オコヤトコ集落跡へ。
人工林のなかでは豪雨の流れた深く削られた沢や 風倒木など 台風の痕が残る。
尾根へ取り付き 急な尾根道を通り 登っていくと 土佐矢筈山が背後に しっかり見えてくると、やがて 1486Pにでた。カラマツ林は今年は台風で葉が痛んでいるせいか 黄葉にはなりそうもない位 葉をおとしている。
樹林帯を抜け 笹原の上の 獣道を 繋いでいき 亀尻峠からの 主稜線にでた。
歩きやすくなった道を辿り 牛の背三角点へ 「快晴 10.2度 3-5m 東風 心地よい風だ」
天狗の池には 水がなかった。天狗塚 天狗峠 地蔵の頭付近は天候に恵まれたせいか 賑わっていた。

天狗塚山頂 10:55「15度 1-2m 風弱まる 快晴 暑く感じる。」

地蔵の頭から 急な尾根を下る。所々 風倒木がある。堂床分岐の先で 笹刈りの作業をしていた。その先は作業完了で 歩きやすくなる。

今年の4月に来たときには 笹こぎが多くて難儀したが 笹が刈られると 随分楽に歩け 少々あっけないぐらいに 通りすぎていくが その分 牛の背から天狗塚 西熊山 三嶺 迄の パノラマのような素晴らしい風景を じっくり 振り返りながら 進んだ。

綱附森山頂 13:38 「14.6度 南よりの風 1-2m 心地良い風だ。快晴 今日歩いてきた 牛の背 天狗塚 の稜線が 一望の下に見える。」


綱附森登山口には車は4台駐車していた。
矢筈峠駐車場には マイクロバス含め5台車が 停まっていて賑わっていた。

林道祖谷山笹谷線は 台風で荒れていたが 重機で復旧され 路面も一応はきれいにされていた。
林道約5km 淡々と 歩き 駐車地点に戻る。
★コースメモ
●オコヤトコを 経由して 地図上にある 道沿いに 尾根を 登っていくルートです。
無雪期 獣道コースです。難路が含まれています。未知のルートに挑む 読図力 技術 経験 精神力 体力が必要です。 自然豊かな 獣道を 利用するところがある ルートです。くれぐれも 野生動物と ルートファインディングには ご注意下さい。途中で引き返すにも 大変な労力を 要する場合が考えられます。それなりの準備と 装備 体調 などを考慮し 天候を見定めて 自己責任にて 慎重に 行動することが求められます。

オコヤトコ集落跡からの 山行記録は ここを ご覧下さい

●天狗峠から綱附森の間 笹深いところがありましたが 4月10日は苦労したが、笹の苅分けがされています。

●縦走路の各地点から 様々な角度で 天狗塚を見ることが出来る 一日コースです。


2004年10月17日etrex legend-Jの GPSトラックログ
●2万5千分の一 地形図 「久保沼井(くぼぬるい)」


カシミール(杉本智彦氏作)利用

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです」(承認番号 平15総使、第387号)」

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★ 写真

谷道川を渡る橋 唐松林 台風で黄葉は今年は難しそうだ
風倒木 天狗の池 干上がっていた
天狗塚 天狗峠側 天狗峠より天狗塚
地蔵の頭より天狗塚 光石分岐の標識
天狗塚を見る 新しく刈り分けられた縦走路
刈り分け道と天狗塚 三嶺を遠望 新しい崩壊が見える
牛の背 天狗塚 を見る 綱附森からの縦走路と牛の背天狗塚三嶺
矢筈峠 賑わう 祖谷山笹谷林道から天狗塚を見上げる

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★天気図

2004年10月17日 9:00地上天気図 2004年10月17日9:00高層天気図 700hpa 850hpa

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●赤テープなどについての 私の考え方は ここにあります。

これだけ自然が豊富な 場所に 赤テープのような 所詮は ビニールゴミになる ようなものを 残置しないように したいと いうのが私の考えです。
(ビニールよりは まだ 木綿の 赤布なら救えるけれど )それでも 付けないのが 一番 でしょう。山は 登山者だけのもではありません。 山里の人 林業関係者 には ことに 赤テープは 嫌われます。また 赤テープは  あとからくる 登山者の ルートファインディングの 楽しみを  奪ってしまうものなのです。

後から来る人のためにも 地図 磁石 何だったら GPSを 積極的に 活用しましょうと いうのが 私の考えです。 

高知県香美郡物部村別府峡にて 高知県香美郡物部村別府峡にて

平成16年10月17日第一版

この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。

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