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地図上の登山道表示   


GPSトラックログをとってみて、地図上に 表示させて 地図上の登山道と見比べてみると、登山道の位置表示と違っているのところがあるのに気づくことがある。

GPSの衛星補足の誤差もあるので、一度くらいの違いなら、何とも結論的なことは言えない。

しかし 何十回もログをとって そのたびに GPSの誤差以上に 違っている場合は、 次に実際歩いた時には ことさら注意深く 地形図の読図をするようになり この状況をもとにしてみても やはり 違っているとなると、やはり地図の登山道表示を 疑ってみることになる。

以下、こうした 地図上の登山道表示に ついて よく通う山域での とても気になるところ を挙げてみた。

夫婦池付近の地図

剣山系 塔の丸登山口 夫婦池付近の地図

赤色は平成17年10月9日に見ノ越、剣山、三嶺、と周回し、塔の丸から夫婦池へ下山し、見ノ越へ戻る時のGPSトラックログである。

注意して見ると 、地図上にでている 塔の丸からの登山道と GPSのトラックログとは 随分 違っている。
実際 歩いてみた時、登山道は 徐々に 国道438号へ 近づいてくるのでなく、
国道438号とは ある間隔を保ちながらきて  あるところから 折れて 国道に出てくるのである。

明らかに 地図上の登山道の位置は 不正確である。

出版されたガイドブックの書籍なども このあたりまで 正確であってほしいと思うのであるが、
 まだ 修正された登山道が きちんと出ている この山域の書籍はあまりに少ない。

この点、「イメージをトレースする」とサブタイトルの付いた、S氏の一連の労作は、 表題の通り的確に、間違いなく、歩いたコースを地図上に表現していて、
別に GPSを使わなくても、極めて精確にトレースを表示されているのには驚かされる。

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見ノ越から剣山への登山道


見ノ越から剣山への登山道の地図で見ノ越から西島神社へ向かう登山道と リフトが交差している付近の地図の表示が 違っている。
平成17年10月9日のトラックログ




登山リフトと 登山道がクロスする位置に注意
平成17年4月24日 撮影

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三嶺(1893)の名頃から登山道

三嶺(1893)の名頃から登山道も
地図の登山道は 少し誤りがある。

 平成17年台風災害で 平尾谷登山道は新たに崩壊箇所が出て 迂回するところがあり、この GPSトッラクログは 台風被災 以前のものなので、更に 修正が必要になっている。
詳細地図 三嶺 (1893) 名頃

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津志嶽山頂(1494)山頂付近の 登山道の表示 

津志嶽山頂(1494) 山頂付近の 登山道の表示、ここも 随分 違っている。久藪 木地屋 大屋内への道があるが それぞれ登山道と違い 電力会社の管理する 電力鉄塔保守点検路を 登山者が ちょっ貸してくださいと通る部分がある。登山者の 感覚とは大幅に違う道、それだから 間違いが起こり易い。
白滝山(1526) 石堂山(1536) 矢筈山(1848) 黒笠山(1703) 津志嶽(1494) 

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「地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行のの数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平15総使、第387号)」

平成17年10月29日 第一版

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