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積雪期
 黒笠山(1703)

徳島県美馬郡一宇村 徳島県 三好郡東祖谷山村 
ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。コースタイムはご参考程度にしてください。
☆ 山行記録の編集方針について  もご覧下さい。
●この山域への 交通機関 アクセス
●この山域の地形、地質と気象
剣山山頂の気象(平年値極値)
●二万五千分の一地図  「剣山」「阿波古見」

★山行記録

一般道のピストンコースです。
 雪の山は やはり 危険が一杯あるということを 自戒を込めて 少し 前の記録ですが公開することにしました。
 平成13年1月20日  雪 雨 ミゾレ

白井駐車地点 8:40 --鳥居 9:31-- 4号標識(黒笠へ2k 白井から 1.6km) --黒笠神社 12:33 -- 黒笠山山頂(13:51--14:30)--黒笠神社 15:05--鳥居 16:30 -- 白井駐車地点 16:52

R438号 端山付近から雪。1月15−16日頃にかけての大雪で、東祖谷で58cmとか言っていたが、かなりの雪だ。
古見の町並みのところは 両側の民家屋根からの投雪が道路の上にかなりあって 走りにくく 難儀する。
小島峠への道に入り 白井で駐車。

支度して出発。すぐにポツポツと雨が降り出す。

人家を過ぎると トレースなし。鳥居手前で わかん装着。
標高965mの4号標識を過ぎると雨が本格的になり、1100mからはミゾレから雪と風が強くなってくる。

ラッセルは膝位までだが雪質が重い。ルートは雪に覆われている。

黒笠神社はすっぽり屋根が雪に覆われていた。
直ぐ裏手から急登、すぐに稜線。

ここからは雪が やや締まってきた。
矢筈山への分岐(6号標識)からの悪場は2−3カ所、わかんのまま登る。

14:25黒笠山山頂「気温0度  谷からの吹き上げの風。南風が雨を運ぶ為か、 昼過ぎから 雪が雨に変わった。気温高くベタッとした雪質、雪は多い。重たい雪で わかんも団子に。視界は50-100m 雨が本格的になる」

14:30下山開始。
下りの鎖場は慎重に下る。本格的な雨足になり、雪は腐って重くなる。

雨で 雪は溶けてきた感じがした。

★ 遭難事故

 この翌週28日 この山で 遭難事故が発生しました。
亡くなられたかたの御冥福を 衷心より お祈りいたします。

★ GPSトラックログ


2001年1月20日 GPSトラックログ 少し乱れている

カシミール(杉本智彦氏作)利用
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものです。(承認番号 平15総使、第387号)」

★写真

白井 登山口付近 一宇村白井線 4号標識
黒笠神社の屋根 雪積もる 重たい 屋根
黒笠神社標識 一宇村白井線 6号標識
黒笠山山頂標識 かなりの雪 鎖場 

平成16年12月9日 初版

ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。

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