「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2007
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HOME > 山行記録 >積雪期>矢筈山(1848)石堂山(1636)白滝山(1526)東祖谷山村より>平成16年3月6日
積雪期
矢筈山(1848 ) 石堂山(1636)白滝山(1526)東祖谷山村より
徳島県美馬郡一宇村 徳島県三好郡東祖谷山村 高知県香美郡物部村 ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。 それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での行動が求められます。 無雪期20分のところが積雪期1時間半から2時間掛かることもあります。 コースタイムはご参考程度にしてください。 |
平成16年3月6日 雪
深淵 7:25 --落合峠 (10:11-10:26) -- 矢筈山 (13:52-14:10)-- 石堂山 (15:11-15:25) -- 白滝山 16:07 --風呂塔林道16:57-- 深淵 17:52
累計歩行距離 21.36km 累計標高差 1684m
寒気が入り 深淵は朝から雪がふる。 最終民家の先で駐車 出発。
三加茂東祖谷山線の路面は新雪で覆われ、轍の跡が隠れている。10センチくらいの新雪が積もるが、上に行くにつれ増えてきた。営林小屋の先でにあった大きな落石は、片付けられていた。
標高1350m付近に、吹きだまりに放置されている軽自動車があった。越冬の車だろうか。
落合峠は、風雪が通り抜けていく。気温マイナス7度。
標高の低い下の方の湿雪で濡れた手袋などが、どんどん凍っていく。
峠からの道は、一度溶けた笹の上の新雪が一歩一歩潜る。
やがて樹林帯に入ると締まり雪の上の新雪で楽になった。
サガリハゲ分岐手前の急登のフィックスロープは丁度固定部分が少し雪の上からでていた。
サガリハゲ分岐12:32 ここからのトラバースはクラストした雪面に柔らかい新雪が不安定に積もり、足下が崩れやすい、いやな感じだ。少し上の樹林帯を抜けて通った。
最低鞍部は北側からの風雪で雪が溜まっている。ここから山頂までの区間も痩せ尾根部分の雪の張り出しが不安定だった。
矢筈山 山頂 「北の風3m 視界100m位 マイナス9.6度 」 寒いので早々に下山。
矢筈山頂からのしばらくの間、東側への張り出し 部分が多く 注意深く 慎重に 一歩一歩 下る。
心配していた難関の 張り出し部分を 無事通過できた。
やはり 北側部分は雪が多い。1710mの捲き道部分も しっかり雪で覆い尽くされていた。
石堂山を過ぎると 雲の中からでたようで 視界は良くなってきた。美馬郡一宇村の谷も真っ白になっている。
北西面からの雪の吹きだまりが多くなり 稜線上に 風のイタズラでできる吹きだまりが 多くなる。
白滝山からの下りも 積雪量はかなりあった。1月10日の時よりずっと多い積雪量だ。
林道への下りは 多い積雪量に助けられて 一気に下れた。
風呂塔林道は 20センチくらいの潜り で あとは 雪の中 淡々と林道を歩き なんとか日のあるうちに駐車地点に戻る。
車の屋根には 新雪が20cm積もっていた。
帰り 深淵の 集落では 一軒だけ 明かりがついていた。
2004年3月6日 etrex Legend のトラックログ
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平15総使、第387号)」
カシミール(杉本智彦氏作)利用
☆コースメモ
●主要地方道三加茂東祖谷山線 烏帽子山 登山口( 落合峠旧道入り口 )通称 営林小屋 から 落合峠 へ650m位 のところで 大きな落石が路上にあり 斜面の岩盤が崩れかかっています。
(平成16年1月10日)
●平成16年3月6日
落石は 取り除けられていました。
この道は 冬季閉鎖中ですので、万が一の危険を 十分認識した上での 自己責任行動が必要です。
落合峠 風速計が激しく回る
補注 どうやら これは風力発電装置であるらしい。
http://www.zephyreco.co.jp/index.html
http://www.zephyreco.co.jp/MAIN_S~nagano.HTM#list011
落合峠 矢筈山 稜線 矢筈山の登り途中 矢筈山から下り途中 お塔石 風で作られた稜線上の 雪の吹きだまり 白滝山下り 新雪が深い やっと 風呂塔林道へ降り立つ 激しく雪が降る
平成16年3月6日 初版
平成16年3月25日 一部改訂
ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。
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