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最近の山歩きの傾向


☆若い人がいない


若い人がいない
確かに山中で出会うのは中高年齢層が多くなってきたとつくづく感じます。
そう言う自分も、もうその範中でいるのですが、以前の登山者年齢層と近年の変化は著しく変わってきたと感じます。
これはつまりは若者の登山離れではないでしょうか。
原因は登山より楽しい惹きつける遊びが他にあるということに尽きるのでしょう。今更、山の魅力をアピールしても若者は見向きもしません。
登山者の高齢化で、やがて今のままでは将来登山人口は激減してしまうでしょう。
ただ山々に静けさが戻ることはいいことでしょう
静かな山域が増えるとオーバーユースに伴う諸問題は解決されるでしょうし、過大な規模の商業施設である商業小屋の営業は昔の適正規模になってくるでしょう

ツアー登山

なぜツアー登山が流行るのか私にはよく分からないのですが、山を登る動機付けとなる人々の情報源が一部のコマーシャルベースに偏ってしまっているのかもしれません。山岳情報の偏りで登るのは、この山しかないと思いこませるなかで、ツアー登山というシステムができ上がってしまったとしか思えません。
日本全国に山は本当に数多くあり、知られていない山の方が混雑する著名山よりずっと良いと思っている人はたくさんいると思いますが、なぜか紹介される特定の著名山に集中しているようです。
山を自ら発見していく気持ちが有れば、情報の偏りなどなくなるのでしょう。かりに有名な山でも人気のないコースはいくらでもあります。

なぜか情報が先行し人々に特定の山しか山がないように思わせてしまった結果特定の著名な山に人が溢れる結果になっていると思います。
そしてそうした著名な山には中高年のツアー登山客が溢れます。
ツアー登山は特定の山に集中するのが特徴なのです。また仮にツアー登山形式をとっていなくても実質的にツアー登山と同じ形式の大勢のグループ登山が増えているのも最近の特徴です。
実際、私など山中で大勢が一団になり動いているのに遭遇すると吃驚します。
オーバーユースの原因になりやすいこうした大人数の集団行動は自然環境の上から色々問題点が指摘きれています。
ハンドリングできる小グループで自然に親しんで欲しいと思います。
そして人々がよりオリジナルな自己の山行が計画し実行されることで著名山ブームは変わっていくことになるでしょう。
私の場合、自分の住む麓から近くの山を見てあの山この山と山を見つけていき次にその山の山上からあの山この山と次々に山を自分で発見していくようにして決して情報源が偏ることも無いようにしています。
ただ以前より山の情報は大分増えているようで、昔、何の情報源もなく地図と磁石で現地で判断し登った山も、今ではガイドブックや紀行文で紹介されたりしていまして、以前なら何十回登ってもまず登山者に出会わなかったルートも、紹介されてくると、他の登山者に出会ったりするのです。
山は貸し切りではないので独りよがりにならないよう、偏りのない情報源で自由な発想で山を登り続けようとおもいます。

混雑する場所は

混雑するところが 一定の所に 極度に集中する傾向がある
山は広いのですが ある特定の山系の ある特定の山 ある特定のルート に多くの人が集中してしまう傾向が強い。
情報源の多チャンネル化とか登る自分自らが独創的な考えを持って山域ルートの研究に取り組まなくてはならないのではないか。

2002年10月10日 第1版制作
2003年6月10日 一部改訂増補
http://www.lnt.org/


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