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電気仕掛けの山道具


昔 懐中電灯ぐらいしか 電池で動作する山の携行品は無かったのですが、今では実に 沢山の道具に電池が使われてます。

本当は 電気のない ローソク やランプの原始的生活が 山の 基本なのですが、携行品など よく見てみると、電気仕掛けの 山道具が いつのまに こんなに 沢山増えているのかと 気が付きました。

電気仕掛けに頼っていると 万が一 電池切れの時には サバイバル的な 状況に 追い込まれる可能性があります。

はじめから 電気仕掛けのない 全くない  電気のいらない 山のほうが いいんですが。。。

★ GPS 


電池の消耗が 激しいのが、GPSです。
 電池 大食いの代表なのです。 

長い行程では 電池交換を 繰り返します。 
予備電池の 重量増に泣きます。

それでも 肝心な時に 電池切れ よくある ことなのです。

★PDA


GPSと繋いで トラックログを 保存したり、Garmapで 現在地を 表示したりするのに使います。

ログ保存は良いとしても、現在地表示は カーナビでの 表示と 同じで 鋭い方向感覚を 失わせ 読図力の 低下を招きます。

その他 PDAで MP3の音楽が聞けたり、メールの送受信が出来たりします。

内蔵電池の消耗は激しいので 重たくなりますが バッテリーパックを 使用しています。

★ ワンダースワン

ゲーム目的でなく GPSトラックログの取得などに使いますが、普通では飽きたらず更に 貪欲に GPSトラックログの取得を使用とするときなどに使います。

GPS本体で保存した ログを 大量に保管したり、garlog を利用して 夥しい量の トラックログを連続的に取り入れたりすることが出来ます。

ワンダースワン自体は 単三電池一本で とても長時間使えますが それより GPS本体の方が電池が持たないので GPS本体は電池交換を何度も繰り返します。

★ケストラル 2000


風速 温度 など たちどころに 測ってくれます。


本当は 寒い 暑い 風が強い 弱いの 感覚を磨き、 危険が迫っているかどうか 鋭くキャッチする山勘が、一番大事です。

CR2032電池で250時間持続

この 風速計については ここもご覧下さい

★ オルトボックス x1


雪風呂に どっぷりと 入りたい時は是非、必要です。


単三 2本で 送信時 300時間と長持ちしますが、雪風呂の長湯は禁物です。
出来れば15分以内に、雪風呂から上がらないと、大変 危険です。

★ 時計 高度計付き


電池式 時計 高度計 気圧計 方位計

高度などは 簡単に 出てきますが、きちんとした、標高の分かっているところで、高度補正をしておく必要があります。

この高度計の おかげで、読図力は 低下したという 意見もあります。

★ ヘッドランプ

暗闇で 昼間のように どんどん 歩けるには まず 目を慣らすこと が 昔の人でした。一度 電気のある 明かりに 接すると 瞳孔が慣れて暗闇が見えなくなります。
ですから 夜間行動中に 突然の電池切れ。などという時には 暗闇で 電池交換するのは 大変な 作業なのです。(メイン電池とは別に 補助電源と LEDランプ付きのヘッドランプもあります)
 LEDランプは 電池の持ちは 長いが やはり 少し暗いのです。

一晩中歩き続けられる パワーを持っている方なら 故障や 電池切れ球切れ など 色々なトラブルに備えて おく必要があります。
 
単三 2−4個で 明るいと すぐ電池が切れるし 暗いと 長い寿命なのです。

★ ストロボ ランプ


目立ちたい 時には 抜群の 効果があります。

ただし 平常時 山稜などで 戯れに これを使って いると 何か助けを求めている のかと 間違いなく 勘違いされます。

くれぐれも 平常の時は ご使用を 控えてください。

実際 よく使うのは 夜間 交通量の多い 歩道のない道路を 車に はねられないように 路肩を テクテク 歩く時なのです。

単三一本で長時間持ちます。

★ カメラ 


左  機械式カメラ

 露出計測用に、一応電池を入れるようになっていますが、べつに電池が無くても、目盛りを、自分のカンで合わせれば、シャッターは切れます。


右  デジタルカメラ

電池がないと、ウンともスンとも動きません。シャッターも切れません。
専用の充電式リチウム電池使用、で 充電装置も、専用のが必要です。

★ 携帯電話と 緊急充電器


安易な 救助要請だとか とかく 色々 批判の的に あるのが 携帯電話です。

電池は 多機能でない 旧型の単機能機種の方が 間違いなく長持ちします。

電話本体の 電池切れに 備えようとすると 単三電池からの緊急充電装置を 携行する必要があります。 


実際 山の中 まで 携帯電話で 追いかけ回されたくないのが 本当のところです。

最後に 電池の 充電ばかりでなく 放電も とても重要なのです。

★ 放電器


充電式電池を、使っていて、継ぎ足し。継ぎ足しの充電を、繰り返すと、問題になってくるのが、メモリー効果によるパワー低下です。

リフレッシュボタンのついている充電装置もありますが、この 放電器は 安価で、簡単な装置なのですが、常にリフレッシュされた使い切ってからの、状態に戻してくれます。

人間も 充電ばかりでなく、放電器で完全放電する、ことが必要なのではないでしょうか。

ミニ四駆用の放電器ですが、ミニ四駆では完全放電は、良くないらしく 9割くらいの 放電が 一番 安定して 馬力が出るという 話です。

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★ リフレッシュ放電

継ぎ足し 継ぎ足しの充電の 繰り返しと 過充電の毎日、 
 こうした日常生活から 脱却して

山は 人間 にとって 良い意味で リフレッシュ放電 になると 思います。

山へ行って リフレッシュ放電をしたら また 新たな 気持ちが湧いてくるものと思います。

2004年3月18日 第1版

http://www.lnt.org/


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