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数多くある GPS コレクション に 最近 日本語 地図入りのGPS etrex Legend-J が加わりました。
Garmin社製 GPSで 英語版 の地図搭載可能な 例えば GPS3Plus(英語版)など には もともと 荒い 日本地図が 入っていて 何となく カーナビ的 にも それなりに十分 使えていましたが 、とても 荒い 日本地図で 詳細 は 解らなかったのです。
たとえ英語版GPSでも 地図ソフト Map Source 英語版 を 入れれば それなりの 詳細な 各地の 地図が 表示されていましたが 、英語圏以外では ヨーロッパ用 などでは MapSourceが出ていても MapSource の英語版日本地形図は なかなか 発売になりませんでした。
結局 英語版 日本地形図は出ずに 日本語版GPSと日本地形図MapSource が発売されるのですが、
地図搭載のできる英語版GPSに 日本地図 を入れ込む 操作については 現在 色々なサイトから 紹介されています。
しかし まだ まだ敷居が高く 私の腕では 少し 無理なようです。
Garmin用地図を 作る kob 様
Garmin GPS 用日本地図のページ E 様
日本地図を 英語版GPSへ取り込めたら 一番よいのですが それが 出来ないとなると
色々な 可能性を 検討してみましたが
10m 間隔の 等高線が やはり 魅力なのだが、
50mの等高線 でも 簡単に みられる のも一つの方法だし。
まあ 出来るだけ GPSの表示面で 日本地形図をみてみたい。
結局 英語版MapSource JAPANは 出ませんで、
度々の 発売延期など を経て
ようやく 日本語版GPSと 日本地形図MapSourceTOPO が出回るようになりました。
日本語GPSと 日本地形図MapSourceTOPOの 取り合わせ で 日本地形図50m等高線がGPS画面で表示されることとなりました。
しかし 日本語版と なったばかりに あまりの高い 値段の 販売なので 思わず躊躇しました。
高価な のは 地図などの 開発費がかかるのでしょうが それでも 高い。。。。
その値段にあっただけのことはあるのかな、
たとえ 敷居が高くとも 英語版に 日本地形図を 入れる 努力をすべきか、
50m等高線など どの程度使えるか 色々 悩んで いました。
地図など なくても GPSなど 十分 役目を果たすのではないか。
日進月歩の世界 まだまだ 進化の過程にあるGPSの世界だけに、
次の ステップは もっと いいのが出てくるであろう。
いま 慌てること無いのだが。。。。
色々 考えあぐねた上
取りあえず TOPOを 入れてみようと決断し 日本語版地図入り etrex Legend を コレクションに加え 使い始めた 次第なのです。
GPS自体の操作は etrexシリーズ の延長で そう難しいことではありませんが
ややこしいのが MapSource を パソコン にいれ 地図の ロックを はずし GPS へ地図を 入れ込むときです。
インターネット接続の上で クーポンコードとか シリアル番号 とか ロック解除コード とかの 面倒な操作と 時間が 掛かります。
この間の複雑な操作については 三段山 様の ついに登場 地図入りGPSを 参照させてもらいました。
もっと 普及させるには もっと簡単になるように 改善の 必要あり と思います。
このところ 実際に 山中で Legend のGPS画面 を 見てみて
はたして 50mの 等高線間隔だと どのくらいの縮尺にしたら パッと見ての 直感的に 自己位置が 一番分かりやすいか。
使ってみて 印象は 普段から紙の2万5千分の一の地形図の等高線10m間隔になれていると やはり 等高線50m は少し荒い 感じです。
あまりズームイン (拡大)するより ある程度 の ズームアウトして粗さの方が 直感的に 位置感覚 が 素直に 掴み易いような気がします。
縮尺何m にしたら いいのかは その 箇所の 地形や等高線の 混み方に依るでしょう。
あえて 少し粗くして 使っています。
PDA接続 で Garmapで 2万5千分の一の地形図を 表示させるのと
etrex Legend-J の TOPO 画像 の比較したら
正確さは やはり カシミールなどで表示される2万5千分の一地形図を Garmapで 表示した PDA接続です。
10m間隔 の等高線は 物凄い 威力があります。50mとは 格段の差です。
ただ 山中では PDAを GPS と 接続させる 困難さ 面倒さが ネックです。
条件のいいときなら 問題はないのですが
悪天候の 低視界時など 防水型でない PDA接続には 常に トラブルが つきまといます。
悪条件下でも 簡単に 自己位置表示装置となる etrex Legend -Jの GPS は 精度的には 粗いながらも 使い方 次第では 使えそうです。
それでも 掴めるのは 50m の 粗さの 等高線の範囲内 でのこと。
それ以上に 正確さを求めるには やはり 10m等高線の 地図 と 磁石 を 駆使した 読図力 地形判断力でないでしょうか。
やはり 地図の 精度が 気になります。
等高線50mの粗さ の中で 直感的に 自己位置を 表示させる。 といった 簡便な使い方
PDA接続のような 複雑な操作なしに 悪天候などでも 簡単に 自己位置を 表示させる。
20万分の一ぐらいの 地図を見る感覚で カーナビ的に 簡単に 自己位置を つかむとき
こんな 時に は 威力を発揮してくれます。
そんなときでも 磁石と 紙の2万5千分の一地形図など を優先させ 常に 併用する のが原則です。
MapSource TOPO 日本地形図 50m 間隔等高線
10m間隔 等高線
カシミール(杉本智彦氏作)利用
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平15総使、第387号)」
★日本語 地図入りのGPS etrex Legend-Jを しばらく 使った後の 現段階での 使用感想 (やや 辛口に)
★地図のインストールの手間
私の場合 登る山域が 一定しているので地図の 入れ替えはやっていないが 恐ろしく時間と手間が掛かるので、もう うんざり 。あまりしたくない気持ちです。
★トラックログ 10000ポイント
トラックログの取得が10000ポイントになったというが、これには隠された間引きがあるようで、現在 色々話題になっているところです。
ライトスタッフ様の 「新機種は荒く 旧機種の方がデータが細かい」というご報告は参考になります。
http://www.soaring.co.jp/rwstuff/031120.htm
★細切れ
カシミールに 取り入れたログは 概して 細切れになる傾向が強いようです。ログを つなぎ合わせるのもいいが 信頼度の点で 疑問が残ります。
この点については ファームウエアの変更で 変わる可能性ありますが、谷間 山間部など含めて 、今のところ トラックログの取得では Legend-J では 細切れ傾向のが カシミール上で出てくる事の方が多いようです。
★感度
衛星の受信感度は etrex-venture と ほぼ同じ感じです。早く 位置精度が安定する場合もあり、遅くまで 位置精度がでない場合もあります。
★50m間隔の等高線
2万5千の地形図といっても ズームイン ズームアウト をすれば 縮尺自体は あまり意味があるものではないようで、50m間隔の等高線の地図上から読みとれる 情報量は やはり10m間隔の本来の2万5千分の一の地形図に比べれば 遙かに少ないという感じがします。
私として は 山中で GPS画面の地図を 見るにしても 50m間隔での位置推定は 遙かに細かい紙ベースの 2万5千での併用が どうしても必要な感じがします。
ただ 地図も 開けない 悪天候の 烈風下などの劣悪な条件下もとで 大雑把な 位置推定で 磁石との併用で 進路方向を 決めるのには 十分 役割を 果たせます。
2万5千の10m間隔の5倍、 5万分の一の20m間隔から考えれば その2倍半 の粗さの中で 使うことを 頭に入れておくのが必要です。
★想像力
昔 国土地理院の地形図がそれまでの5万の地図の他に 2万5千分の一が出だして 今までの陸地測量部時代からの 5万分の一から 2万5千分の一 へ なってきた時 、古くからの登山者の中には 「2万5千では細かすぎて面白くない。 5万の方が 遙かに 想像力が働かすことが出来て、ずっといい。」といっていたのを 思い出します。
50m間隔の等高線を 瞬時に読みとるには、昔の岳人のように 想像を働かせる 習慣を身につける 必要があるのでは ないでしょうか。
平成15年11月11日 第一版
平成15年12月28日 最新改訂増補
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